メニューの作り方
1.メニューファイル .mnu を作ります
・acad.mnu を編集してもよいのですが、壊してしまうと大変です。ここでは、部分メニュー user_menu.mnu というファイルを作ってみます。
・NOTEPAD(メモ帳)で新規作成。
・書くのは1行「***MENUGROUP=user_menu」
・これをサポートディレクトリーに user_menu.mnu という名前で保存します。(拡張子に注意)
2.メニューを読み込みます
・まだ、何も書いてないメニューですが、とりあえず読み込みます。
・ツール/メニューカスタマイズ でメニューカスタマイズダイアログを表示。
(Acad2002では、ツール/カスタマイズ/メニュー に変更になっています)
・メニューグループタグで、参照ボタンを押し、ロードするメニューを選択します。
・先ほど保存した user_menu.mnu を選択してください。
(メニューファイルを選択するとき、ファイルの種類を *.mnu としてください)
このとき、全て置き換えにチェックが入っていないことを念入りに確認してください
・ロードされたら、メニューダイアログを閉じます。
3.ツールバーを作成します
・表示/ツールバー でツールバーダイアログを表示します。
(Acad2002では、ツールバーダイアログはメニューカスタマイズダイアログに含まれました)
・新規作成で、適当に名前をつけてツールバーを作ります。
・ここでは user_1 というツールバーを作ってみました。
・このときメニューグループを user_menu にするのを忘れないでください。
・↑こんなのができたら成功!
(まだ、ツールバーダイアログは閉じません)4.ツールバーにアイコンを登録します
・続いて、アイコンを登録します。
・ツールバーカスタマイズダイアログでカスタマイズボタンをクリック。
・ツールバーカスタマイズダイアログが出たら、分類で [Custom-カスタマイズ用] を選択。
・なんにも画いてないアイコンを、先ほど作ったツールバーにドラッグ。
・ツールバーがこんなのになります>あまり変わらん・・・(~_~;)
・できたボタンを右クリックするとボタンのプロパティーダイアログが現れます
・ここでは、このボタンに Jo_btxt_edit を割り当ててみましょう。
参考(マクロの構文)
^C:コマンドのキャンセル([Esc])
^P:menuechoのオン/オフの切り替え
; :[Enter]入力
意味としては、Jo_btxt_edit.lspをロードして実行しなさいってところでしょうか。・このまま適応で終了してもよいのですが、アイコンに絵がないと寂しいので、編集ボタンをクリック。
・ボタンエディタが立ち上がったら、アイコンもダウンロードした場合は、開くボタンを押して、それを読み込みます。
(アイコンがないツールの場合は自分で作ってください)
・その絵でよければ保存して閉じる
・ボタンプロパティーダイアログに戻ったら、適応ボタンをクリック。
・ほかに登録したいものがあれば、アイコンを追加して繰り返します。5.メニューのバックアップをとる
・出来上がったツールバーのボタンを押してみて、コマンドが発行されるかどうか確認
・うまく動いたら、メニューのバックアップを取っておきましょう。
・user_menu.mnu を保存したディレクトリーを Explorerでみてみると、
user_menu.mns ・user_menu.mnr ・user_menu.mnc というファイルが作られています。
・この中の user_menu.mnsと user_menu.mnu を NOTEPAD(メモ帳)で開きます。
・user_menu.mns の内容を user_menu.mnu にコピペして保存。以上で完了です。