・ スライド寸法の寸法補助線の傾斜角度について

スライド寸法の寸法補助線の傾斜角度は、マニュアルによると、グループコード52を調べればわかりそうです。

マニュアルより
>傾斜角度のある平行寸法タイプは、グループ コード 52 を持っています。長さ寸法の回転角度(グループ コード 50)に追加された場合、寸法補助線の角度を与えます。

ところが、実際にはスライド寸法のエンティティーデータの中身は、グループコード52の値は0で変わらない。
傾斜角度が知りたければ、グループコード10 ・ 14 ・ 50 あたりから計算するしかないようです。
寸法補助線がない(グループコード10 ・ 14 が同じ値)場合には、エンティティーデータからは取得のしようがないってことらしい。
だから、DXFで書き出すとスライド寸法ではなくなっちゃうらしい。

ちなみに、AcDb.RotatedDimension.Obliqueってプロパティが、足の有無に関係なくスライド角度を返すみたいです。

参考文献:「おぉとりすぷの広場」 記事番号<18869>