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情報番号 007

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BS2-CADユーザー以外の方に データを渡す方法
<BS2-CAD only>

BS2-CADの図面のデータがほしいと言われたけれど
一枚ずつ名前をつけて保存し直すのはとても大変
いい方法は・・・・・・

・ 物件退避では、もらった人は、どこに何があるのかわかりません

BS2-CADの図面は、物件コードのディレクトリー下に、建具コードごとのディレクトリーが作られ、データベースで管理されています
ですから、物件待避で作られる BS2BAKxx をもらっても、BS2-CADユーザー以外の人にはどこに何があるのかわかりません

・ DXF 変換という方法

CADにはそれぞれ、独自の保存形式があり、"A"というCADで画いた図面は、"B"というCADでは開けないのが一般的です
そんな不具合を解消するために用いられているのが、DXFというファイルフォーマットです
本来、DXFファイルは、AutoCAD の異なるバージョンの間でデータを交換するためのものでしたが、AutoCAD以外でも多くのCADがサポートしており、事実上、異なるCAD間でデータを交換する中間ファイルとなっています
しかし、DXFファイル形式にもバージョンがあったり、仕様通りでないデータを吐き出すCADも有り、必ず読み書きできるとは限りません
DXFファイルの中身は、単なるTEXTファイルで、Notepad(メモ帳)等で見たり編集したりすることができます

    AutoCADでDXFファイルを作るには
        R13では  ファイル/書き出し  で ファイルの種類を *.DXF として名前をつけて保存します
        Acad2000では  ファイル/名前をつけて保存  で ファイルの種類を *.DXF として名前をつけて保存します

 しかし、BS2-CADにはこれを連続して実行する機能がついているので、こちらを使ったほうが簡単です

    BS2-CAD でDXFファイルを作るには
        姿図/図面管理/図面一覧 で 図面を選択し DXF変換 ボタンをクリック
        命名方法は図番を選択
        保存場所を設定する
        なるべく読めないことがないようにしたいなら R12 形式を選択、寸法も分解します

DXFファイルは相手先の CAD で読み込めないことがあります
印刷した図面をいっしょに渡すようにしましょう

・ DWGで欲しいといわれたら

DWGのデータで欲しいといわれたら、一枚ずつ名前をつけて保存し直すのは、とても大変
そこで、BS2-CADにある画層変換機能を使って書き出します

    BS2-CADで DWGファイルを書き出すには
        姿図/図面管理/図面一覧 で 図面を選択し DXF変換 ボタンをクリック
        命名方法は図番を選択
        画層変換パターンは DWG 書き出し用を選択
        上書き保存のチェックははずし、保存場所を設定する
        非表示画層は変換しないにチェック

以上でファイル名と図番が一致したデータが作成できます

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